四季の励まし
池田SGI会長
挑戦し続ける人が勝利者
「開拓」とは、自分自身への挑戦だ。
人は、誰でも
未踏の原野をもっている。
それも、どこか遠い彼方ではなく、
ごく身近にあるものだ。
最も手強(てごわい)い壁は、
実は心の中にある。
ゆえに、勇気をもって
自分と向き合い
「自己拡大の戦い」
「人間革命の戦い」を起こすことだ!
その人こそ、
最も勇敢なる開拓者である。
◇ ◇ ◇
自分が太陽になることである。
太陽が一人いれば、
家庭も地域も、皆が照らされる。
広布のために
動きに動く行動の果てに、
生命は太陽と輝くのである。
◇ ◇ ◇
勝利を誇る姿 それも美しい。
しかし、それ以上に美しく、
気高いのは”さあ、戦うぞ!”
”いよいよ、これからだ”という、
挑戦の姿であろう。
尊いのは、「戦う」一念である。
ある意味で、勝っても負けても、
「戦う」こと自体が偉いのである。
何があろうと「戦い続ける」人は、
すでに人間として
「勝っている」といえる。
◇ ◇ ◇
”もう駄目だ”と思うような時に、
御書を開き、学会活動を学び、
また同志の励ましをうけて、
あらためて、
「信」を奮い起こしていくことだ。
御本尊に向かって
真剣に唱題行を貫いていけば、
必ず、わが胸中から変革が始まる。
自身の仏性が開かれて、
歓喜と確信が込み上げ、
挑戦する勇気が湧いてくる。
そこに絶対勝利への
仏の無限の智慧と力が現われるのだ。
福運あれ!勝利あれ! 池田SGI会長が、地涌の使命に生きる
インドの同志をたたえて(1992年2月、インド・ニューデリーで)
彼方に続く緑の地平。大空を舞う鳥たち。1992年(平成4年)2月、
池田SGI(創価学会インタナショナル)会長がインドのニューデリー
でカメラに収めた。
この訪印の折、池田SGI会長はインドの友に詩を贈った。
「人間を忘れて信仰はない/ゆえに智慧を磨き 人格を磨き/社会に人間性の
枝葉を茂らせていこう/その着実にして/確実な前進の中にこそ/希望の
明日が開かれていく」
悠久の大地に蒔かれた妙法の種子は今、見事な大樹と育ち、豊かな
”人材の森”が広がる。
広宣流布の旅路に、「もう、これでよい」という終わりはない。
絶えず挑戦し続ける人にこそ、勝利と栄光は輝く。
さあ、創立の月・11月へ、自分自身の”未踏の原野”を勇敢に
切り開いていこう。
(聖教新聞、2016/10/30 SUN)